Dances with Seals

いろいろなことを書いていきたいと思います

初めて投稿する記事

ブログを開設した。

まだ使い方がよく分からない。

設定もまだ十分にできていない。

とりあえずブログの開設だけしておいて、記事はのんびり書いていきたい。

最初に書きたいのは、青木保氏の『日本文化論の変容』という著書である。

だが、いまわたしの手元には、この本がない。

たしか副題があったはずだが、それもよく覚えていない。

わたしの記憶では、この本は、日本文化論を読み解くことで、戦後日本が歩んできた時代のムードというか時代精神 (Zeitgeist) の変容が描かれていた。

その1980年代についての青木氏の論評を見直したいと思ったのである。

というのも、この1980年代から日本の劣化が始まったとわたしは考えているからである。 

図書館からこの本を借りてきて読み直すことから、このブログを始めようと思う。

あまりブログの更新を急ごうとは思っていない。1~2週間に1回記事を書ければいいぐらいに思っている。

いつか図書館からこの本を借りてこれたら、1980年代のジャパンバッシングについて書き始めてみたい。

今日はブログを開設したというだけにすぎない。

文化庁長官も務めた青木保氏には、『日本文化論の変容』(1990年、中央公論社)という名著がある。それを読むと、1980年代後半から1990年代にかけての「ジャパン・バッシング」(日本叩き)がどれほど強烈なものであったかが分かる。

青木保氏のその著書を読んでいくことで、1980年代後半から1990年代にかけての「ジャパン・バッシング」の雰囲気をある程度まで理解することができるとわたしは考えている。

エズラ・ヴォ―ゲルが1979年に公刊した『ジャパン・アズ・ナンバーワン』は、文字通り「世界ナンバー・ワン」は日本だということをアメリカ人が認める著作だった。今のように、「日本人はこんなにすごい」とテレビの中で無理に言わなくても、アメリカ人が「ナンバー・ワンとしての日本」を認めていたのだ。

しかし、1980年代に入り、「日本叩き」(ジャパン・バッシング)が起こった。

日本が崩れはじめたのはこのころからだと、わたしは考えている。

もう1冊、村上由見子氏の『イエローフェイス』という映画の本にも、たしか1980年代のジャパンバッシングについて書かれてあったように思う。だが、この本もわたしの手元にはない。いつかこの本も借りてこよう。

また、こういった話題だけではなく、そのとき書きたいと思ったさまざまな話題について書いていきたい。

今日はとりあえずブログを開設できただけで満足している。